エコキュートの値上げ! 補助金はある?【2023年最新】
エコキュートはいろいろな要因が重なって、どのメーカーも値上げしています。
値上げしたタイミングで買うのは割高感が否めませんが、地方自治体が実施している補助金制度を活用すれば、エコキュートを今より安く購入することが可能です。
本記事では、エコキュートが値上がりした理由と、エコキュートを購入した際に利用できる補助金制度について解説します。
目次
1.エコキュート3大メーカーの値上げはどれくらい?
エコキュートの主なメーカーであるパナソニック・三菱・ダイキンは、いずれも本体価格を値上げしています。
(1)値上がり率は5%から10%程度
販売するエコキュートの種類によって値上がり率は異なりますが、どのメーカーにおいても本体価格の5%から10%の値上げを実施しています。
エコキュートは100万円を超えるものもありますので、同じ製品でも購入するタイミング次第で金額が10万円以上変わることもあります。
(2)値上げの原因とは
エコキュートが値上がりすることになった主な要因は、次の3つです。
円安の影響
値上げの要因のひとつは円安による影響です。
円安は外貨(ドルなど)に対して円の価値が下がることをいい、海外から輸入する際の費用が多くなるデメリットがあります。
エコキュートを日本で製造しているメーカーもありますが、原材料は海外から仕入れていますので、円安に傾いたことで製造コストが増加しています。
半導体不足
新型コロナウイルス感染症が世界的に流行したことによる半導体不足も要因です。
半導体は車やパソコンなどあらゆる機器等で用いられていて、エコキュートでも使用している部品です。
半導体の製造数が減少すれば価格が高騰しますので、半導体不足が解消されるまで半導体の高騰は続くと考えられます。
ウクライナ情勢
ロシアとウクライナの戦争は、エコキュートの値上げにも影響しています。
戦争が起きたことで原油価格やガスの価格は高騰し、輸送コストが増大しています。
またウクライナは半導体の原材料を輸出している国でもありますので、半導体の不足にも影響を与えています。
(3)今後も値上げは続く?
値上がりの要因がすべて解消されれば、エコキュートの価格も据置や値下がりすることも期待できます。
新型コロナウイルス感染症は収束に向かっていますが、半導体不足は現在も続いており、円安は2023年も継続中です。
ウクライナ戦争は引き続き予断を許さない状況ですので、現時点において値上がりの要因がすべて解消される見通しは立っていませんし、状況が悪化すればエコキュートが更に値上がりすることも考えられます。
現時点が最も安く購入できるタイミングかもしれません。
(4)できるだけ安く購入する方法は?
エコキュートを少しでも安く購入するためには、本体を安く買うのはもちろんのこと、設置工事費をおさえることも重要です。
工事費が安い業者を選べば設置費用をおさえることができますが、業者選びに失敗してしまうとトラブルになりますので、料金だけでなく業者の評判も確認しましょう。
近いうちにエコキュートを購入する予定のある方は、補助金制度を活用する選択肢もあります。
くわしい内容は次章で解説しますが、地方自治体が購入費の一部を補助してくれるケースもありますので、補助金制度を実施している期間中に購入すると、エコキュートの導入する際のコストを削減できます。
2.東京都の人がお得に給湯器交換できる「東京ゼロエミポイント」
東京都にお住まいの方は、自治体が給湯器交換を支援してくれますので、エコキュートを購入する際は「東京ゼロエミポイント」を活用しましょう。
(1)どんな制度? 期間はいつまで?
「東京ゼロエミポイント」は、省エネルギー性能が高いエアコンや給湯器などを買い替えた際、都民に対してポイントを付与する制度です。
ポイントは商品券とLED割引券に交換できますので、実質的に家電製品を安く購入することが可能となります。
「東京ゼロエミポイント」は期間限定の制度で、申請の締め切り期限は2024年3月31日(消印有効)を予定しています。
(2)対象と申請の条件
「東京ゼロエミポイント」の対象となるのは、省エネルギー性能が高いエアコン、冷蔵庫、給湯器、LED照明器具です。
補助金対象となるエコキュートは、JIS C9220に基づく年間給湯保温効率または、年間給湯効率が3.0以上(寒冷地仕様は2.7以上)の省エネルギー性能基準を満たしたものです。
具体的な製品名については、「東京ゼロエミポイント」の公式ホームページで検索できますので、購入前にチェックしましょう。
(3)申請の手順と注意点
「東京ゼロエミポイント」は、対象となる家電を買い替え後にポイント申請を行うことになります。
予算の状況によっては締め切りが早まる可能性がありますので、家電製品の買換えを予定している方は早めに購入した方がいいかもしれません。
申請方法は、「インターネット申請」と「手書き申請」の2種類です。
インターネット申請は、申請者がポータル上で申請書類を添付して提出する方法で、手書き申請は、申請書と必要書類を事務局に郵送する方法をいいます。
どちらの申請方法でも受け取れるポイントは同じですが、インターネット申請は承認までに要する期間が手書き申請よりも短いため注意が必要です。
(4)なにがもらえるの? 付与ポイント一覧
「東京ゼロエミポイント」では、対象家電の種類等に応じてポイントが付与されます。
2023年4月1日以降購入分から、付与されるポイントが増加していますので、制度を上手に活用して家電製品を買い換えましょう。
付与ポイント一覧(給湯器)
購入時期 | 付与ポイント |
2023年3月31日以前 | 10,000P(LED割引券1,000円分+商品券9,000円分) |
2023年4月1日以降 | 12,000P(LED割引券1,000円分+商品券11,000円分) |
3.住宅省エネ2023キャンペーン「給湯省エネ事業」
「住宅省エネ2023キャンペーン」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた家庭部門の省エネを強力に推進するために創設された、3つの補助事業の総称です。
補助事業の種類
- こどもエコすまい支援事業
- 先進的窓リノベ事業
- 給湯省エネ事業
キャンペーンの対象となるリフォーム等を行う場合、工事内容に応じて最大200万円の補助を受けられ、給湯省エネ事業は設置する給湯器に応じて、1台につき5万円または15万円の補助対象です。
予算上限に達した時点(遅くとも2023年12月31日)でキャンペーンは終了し、申請手続きは登録事業者が行います。
一般の方が申請手続きを行うことはできませんので、キャンペーンを活用してリフォーム等をする際は、必ず登録事業者に工事を依頼しましょう。
4.エコキュートの人気機種価格相場
エコキュートは性能や種類によって価格差がありますので、人気機種の価格相場をメーカー別にご紹介します。
パナソニック
種類 | 本体価格相場 |
HE-NS37KQS(370L) | 220,000円~ |
HE-NS46KQS(370L) | 250,000円~ |
HE-F37KQS(370L) | 340,000円~ |
HE-NS46LQS(460L) | 960,000円~ |
三菱
種類 | 本体価格相場 |
SRT-W465(460L) | 200,000円~ |
SRT-W376(370L) | 210,000円~ |
SRT-S466U(460L) | 270,000円~ |
SRT-N376(370L) | 190,000円~ |
ダイキン
種類 | 本体価格相場 |
EQ37WFV(370L) | 220,000円~ |
EQ37XFV(370L) | 240,000円~ |
EQ46WFV(460L) | 240,000円~ |
EQX46XFV(460L) | 330,000円~ |
5.まとめ
物価が上昇し生活も大変になっていますが、補助金などを上手く活用すれば、以前と同程度の費用でエコキュートを導入することができます。
給湯器は今後も値上がりする可能性が十分ありますので、そろそろ給湯器交換を考えている方は、補助金などが使えるあいだに購入するとよいでしょう。